和歌山毒物カレー事件とはどんな事件?犯人はどんな人物だったのか?ヒ素の人体への影響

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1998年7月25日に和歌山県和歌山市で毒物混入・無差別大量殺傷事件が起こりました。

夏の夏祭りでカレーにヒ素が混入され、4名が死亡、67人が重軽傷となりました。

事件の全容や犯人像を調査してみました。

カレーに混入されたヒ素とは

ヒ素は人体に対して非常に猛毒だそうです。

飲み込んだ際の急性症状は、消化管の刺激によって、吐き気、嘔吐、下痢、激しい腹痛などが

みられ、ショック状態から死亡します。

多量に摂取すると、嘔吐、腹痛、口渇、下痢、浮腫、充血、着色、角化などの症状を引き起こします。

慢性症状は、剥離性の皮膚炎や過度の色素沈着、骨髄障害、末梢性神経炎、黄疸、腎不全など。

 

一方でヒ素化合物は人体内にごく微量が存在しており、生存に必要な微量必須元素であると考えられています。

ただしこれは、一部の無毒の有機ヒ素化合物の形でのことだそうです。

犯人と思われる夫婦の人物像

初めから疑惑はとある夫婦に向けられていました。

それは旦那が事件で使われたヒ素をシロアリ駆除のために持っていたことと、

妻がヒ素が混入されたカレーの当番の一人であったためです。

警察は特に妻に焦点を当てて捜査を勧めました。

妻の両親は共働きで当時は裕福な生活をしていたそうでうです。

子供のころは可愛らしく明るい性格でしたが負けず嫌いという面もあり、自分の意に反する

嫌なことがあればヒステリックになり、手を付けられなくなるほどだったようです。

周りからはヒステリックで切れると怖いタイプといわれていたようです。

その後看護学校に入り、後の夫となる男性と出会ったそうです。

夫は羽振りが良く、この人と結婚すれば一生困らないという気持ちで結婚したそうですが

重度のギャンブラーな夫は仕事や家事もろくにせず、家賃3万円の家に住みやりくりしていたそう。

その後妻が保険外交員になり、保険の知識を使って保険金詐欺を働くように。

 

事件当日、カレーをこの妻が一人で見ていたことから警察はこの女でだと確信したそうです。

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