カカポって何?飛べないオウムの生態とは!いい匂いのする鳥?意外とドライな一面も

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飛べないオウムのカカポをご存じですか?

略してカポとも呼ばれることもある可愛らしい鳥です。

この記事を読めばカカポについて詳しくなれるはず!調査してみました!

飛べないオウム

カカポは、オウム目フクロウオウム科に分類されるオウムです。

オウムの仲間は通常空を羽ばたくことができますがカカポはまんまるずんぐりで飛ぶことができません。

もうすでに愛らしいです。

カカポの祖先は普通に飛べたようですがあるとき訪れた島には陸上で生活している哺乳類が

全くいなかった為、陸上生活に適応し、飛ばなくなったと考えられているようです。

和名では「フクロウオウム」と呼ばれています。

「カカポ」と言うのは、ニュージーランドの先住民族マオリの言葉で

「夜のオウム」という意味らしいです。(カカ=オウム、ポ=夜)

カカポの生態

カカポは全長約60cmほどで通常のオウムより大きく、ニワトリほどあります。

体重はおよそ3~4kgあります。

身体的特徴としては大きなクチバシ、歩くのに適した足、綺麗な緑色の羽

いい匂いがする、足が速い、木にも登れるのような特徴があるそうです。

生態的特徴としては夜行性、求愛と繁殖を毎年しない

ヒナが巣立つまで2ヶ月はかかる(ツバメで3週間ほど)、平均して1〜2個しか卵を産まない

地面の穴や木の洞に巣を作る、個体によって食べ物の好みが違う、孤独を好む

他のカカポと会うと、喧嘩をしてしまう、長生きで、最長で100歳以上生きる事もあるなどです。

多くの鳥とは少し違った特徴が多いようです。

生息地はニュージーランドで、ニュージーランドにしかいないとても珍しい鳥です。

カカポの先祖がニュージーランドに来たのは、今から100万年ほど前の第4紀。

かつては最高100万羽が生息していたと考えられています。

ニュージーランドはカカポの楽園だったようです。

現在では多くの地上生物や哺乳類が増えたおかげで生息範囲が狭まってしまい、

ニュージーランドのコドフィッシュ島、アンカー島、リトル・バリア島の3つの島にしかいないようです。

厳重に保護されているため一般公開や販売はされていないようです。

 

 

 

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