ナガエツルノゲイトウ地球上最悪の侵略的植物とは?特定外来種が千葉で大繁殖

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千葉県にある沼で東京ドーム2つ分の面積を埋める勢いで大繁殖している

水草をご存じですか?

地球上最悪と呼ばれる所以を調査しました!

ナガエツルノゲイトウ

ナデシコ目ヒユ科に分類される多年草の1 種 です。

南アメリカ原産で現在では世界中に外来種として定着していて「地球上で最悪の侵略的植物」と呼ばれています。

高さ0.5~1m以上に成長します。茎は太さ 4 mmほどで、中空構造になっていて

水に浮き、流れ着いた先で繁殖します。陸地でも海浜でも育ちます。

主根を土中深くまで伸ばすため、引き抜いて駆除しようとしても、わずかにでも主根が残っていればそこから再生してしまいます。

ナガエツルノゲイトウの厄介な点

一面に広がる緑の下には、水面から出ている部分よりもさらに長く放射状に広がる根が広がります。

そして、それらの根が絡まりあい一つの塊に、水中では異様な光景になるようです。

このナガエツルノゲイトウ駆除をするためにはハードルがあるといいます。

駆除した水草を運搬する過程で落ちた根や茎の一部からも繁殖する危険性があるため、

完全に撤去することが難しいというのです。

そこで一部の自治体では排水口付近のおよそ100平方メートルを光を遮るシートで覆い、光合成を妨げて駆除する方法で駆除したりしているそうです。

オオバナミズキンバイは水陸両生であることから、水ぎわで駆除した後

陸上に放置すると、そこに根を張って生き続けることがあるので、注意が必要です。

世界中日本中で大繁殖している

過去にも淡路島など日本各地で大繁殖して問題になっています。

また、一度大繁殖されると完全に駆除するまでに10年以上かかると言われています。

なので早期駆除と自治体、行政の支援が必要です。

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